
夏バテ対策に効く飲み物とは?おすすめの飲み物12選とレシピ・飲み方ガイドも!
体温調整がうまくいかない夏に起こりやすい夏バテ。「夏バテ対策に効くおすすめの飲み物はある?」「コンビニで買える夏の疲れに効く飲み物はある?」「夏バテにいい飲み物のレシピは?」など気になる方もいるのではないでしょうか。
今回は夏バテの原因や症状、夏バテ対策におすすめの飲み物や自家製ドリンクのレシピなどについて解説します。

管理栄養士/ヘルスビューティーアドバイザー高杉 保美
業界最大手プライベートジムにて、2,000人以上に 栄養指導してきた酒飲み・元デブ管理栄養士。 重力に負けないカラダづくりを食事から徹底的にサポート。 ダイエットの敵であるストレスに負けない栄養指導をライフスタイル別・体質別に行う。 自身も管理栄養士を取得後に半年間で-15kgのダイエットに成功! 食事もお酒も楽しみながら、ゆるく健康的にやせられる「ずるやせダイエット」を提唱。続きを読む
「夏バテ」とは?

真夏のピークである8月に起こりやすい夏バテは、高温多湿の環境や気温差によって体にさまざまな不調が現れることをいいます。
夏バテは疲れやすさや食欲不振だけでなく、生活に支障をきたす症状が現れることもあります。暑い季節の夏は体調を崩さないためにも、夏バテの原因や症状を知って普段から夏バテ対策を意識しておきましょう。
監修者
管理栄養士/ヘルスビューティーアドバイザー高杉 保美
夏バテの原因
夏は暑さに適応しようと体温を調整したり、冷房の効いた室内と外の気温差が大き過ぎたりすることで自律神経のバランスが崩れて夏バテになってしまう恐れがあります。
夏バテを引き起こす主な原因は「暑さと湿気」「脱水症状」「食欲不振」によるものです。暑い夏の季節を過ごす際は、夏バテにならないような工夫を取り入れましょう。
暑さと湿気
夏は高温多湿の環境になりやすい時期なので、体温調節がうまくいかなくなることによって夏バテを引き起こしやすい特徴があります。
通常であれば汗をかいて体温を下げようとするものの、湿度が高いと汗が蒸発しにくくなって熱が体にこもってしまいます。
屋外での活動が多い方や冷房をあまり使わない方、寒暖差に弱い方は特に暑さや湿気による夏バテに気をつけましょう。
暑さと湿気による体温の発散がうまくいかないと、体が疲れやすくなったりエネルギーを消費し過ぎてしまったりするため注意が必要です。
脱水症状
夏は脱水症状によって、夏バテの症状が引き起こされることもあります。
暑い環境では汗を多量にかくため、体内の水分が失われやすくなってしまいます。炎天下で作業する方や喉の渇きを感じにくい高齢者は、脱水症状による夏バテにも気をつけましょう。
脱水状態になると疲れやだるさを感じやすくなったり、頭痛やめまいなどの症状が現れることもあります。
食欲不振
夏は暑さが原因で食欲が落ちて、エネルギーがしっかり補給できないことから夏バテの症状が現れることもあります。
胃腸が弱い方や偏った食事になりがちな方、少食な場合は食欲不振による栄養不足によって夏バテが起こりやすいので気をつけましょう。
夏バテにならないように、食欲がなくても食べられるものを取り入れたりする工夫が大切です。
監修者
管理栄養士/ヘルスビューティーアドバイザー高杉 保美夏になると、食欲の低下から栄養不足を引き起こしやすくなります。特にビタミンB群やミネラルが不足してしまうと、体力が低下したり疲労感が感じやすくなったりするので気を付けましょう!
夏バテの主な症状
暑い夏の季節に体調を崩す夏バテ。夏バテの症状は人によってさまざまですが、主な症状について紹介します。当てはまるものがあれば、普段の生活のなかで夏バテ対策を取り入れてみてくださいね。
疲労感
- 朝起きたときに疲れが取れていない
- 日中体がだるい
- 集中力が続かない
食欲不振
- 食事をとる気分になれない
- いつも食べ切れる量が食べられない
- 脂っこいものを食べると胃もたれする
体温調節の乱れ
- 熱っぽさを感じるのに汗が出ない
- 寝る前であっても体温が高く眠れない
頭痛やめまい
- 頭がズキズキと痛む
- 立ち上がるとフラフラする
- 頭が重く、ぼーっとする
夏バテは飲み物だけでも対策可能!有効な理由を解説

体調を崩しやすい暑い季節には、普段から夏バテ対策を取り入れることが大切です。夏バテの予防や改善のためにも、飲み物をこまめに摂取しましょう。
夏バテ対策に飲み物が有効といわれる理由について解説します。
①水分補給と脱水予防
夏バテの主な原因でもある脱水症状は、こまめな水分補給によって予防が可能です。夏バテにならないために、飲み物から水分をしっかり補給して脱水状態を予防しましょう。
暑さによって脱水状態になると、疲れやだるさ、頭痛などの夏バテ症状が現れます。また脱水状態になると体温調節がうまくいかず、体に熱がこもってしまう恐れもあります。汗をかいて体温を下げるためにも、十分な水分を摂取して体温を発散させましょう。
夏バテ予防に水分補給を取り入れる際は一度に多量を飲むのではなく、こまめに水分を摂取することが大切です。喉が渇いていなくても、少量ずつ定期的に飲み物を口にするように意識しておきましょう。
②電解質の補給
飲み物で電解質を補給することは、夏バテ対策に効果的です。
汗を多量にかきやすい夏は体内の塩分やミネラルが失われて、夏バテなどの体調不良を引き起こしやすくなります。
屋外での作業が多い方や外で運動をする方で汗をよくかく場合は、ナトリウムやカリウムなどの電解質を補える飲み物を取り入れてみるのもよいでしょう。
スポーツドリンクや経口補水液は、電解質を含む飲み物です。また硬水やミネラル含有量の多いミネラルウォーターや天然水は、カルシウムやマグネシウムが豊富に含まれているので夏バテ予防に取り入れるのもよいでしょう。
③食欲がないときのエネルギー補給
飲み物は食欲がないときのエネルギー補給にも効果的です。夏バテの症状で食欲不振やエネルギー不足による疲労感がある場合は、飲み物から栄養を補うのもよいでしょう。
暑さの影響で食欲が落ちて十分な食事を摂取できていないと、体力が低下して夏バテを悪化させてしまう恐れがあります。
エネルギー源になる糖質や疲労回復に必要なビタミン、水分が補える飲み物を取り入れてみるのもよいでしょう。
食欲がないときでも、手軽に栄養を補いたい場合はスムージーもおすすめです。スムージーのレシピを知りたい方は以下の記事を参考にしてみてくださいね。
④温かい飲み物は消化を助ける役割も
温かい飲み物は夏バテによる消化不良にも効果的です。夏バテの影響で胃もたれしやすかったり食後気分が悪いなどの症状がある場合は、温かい飲み物を取り入れるのもよいでしょう。
暑い夏は冷たい飲み物や食べ物の摂りすぎやエアコンによる寒暖差の影響などによって、胃や腸の働きが弱まりやすい特徴があります。
お茶や白湯などの温かい飲み物は胃腸の働きをサポートして、消化をスムーズにしてくれる効果が期待できます。生姜は体を温める作用もあるので、夏バテ予防に生姜湯を取り入れるのもよいでしょう。
コンビニ・市販でも!夏バテ対策におすすめの飲み物12選

暑さによって体調が崩れているときは、飲み物が効果的です。夏バテ対策におすすめの飲み物はコンビニや市販でも簡単に手に入ります。
ここではコンビニや市販でも手に入る夏バテ予防におすすめの飲み物について解説します。
1.水分補給なら「ミネラルウォーター・水道水」
夏バテによる脱水症状対策にもおすすめの水分補給。暑い夏は夏バテ対策のためにも、ミネラルウォーターや水道水でこまめな水分補給を意識しておくとよいでしょう。
ミネラルウォーターには、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が含まれており、体内の電解質バランスを整えてくれます。また日本の水道水は安全性も高くそのまま飲める飲み物なので、家庭で手軽に水分を補給したい方に向いています。
2.電解質補給なら「スポーツドリンク」
電解質を効率よく補給できるスポーツドリンクは、夏バテ対策におすすめの飲み物です。スポーツドリンクには塩分や糖分、ミネラルなどの栄養素が含まれているので、体内の水分バランスを保ちながら夏バテ予防をしてくれます。
運動後の水分補給や多量に汗をかいたあとの飲み物を探している方は、スポーツドリンクで電解質を補うとよいでしょう。
ただしスポーツドリンクには糖質も多く含まれているため、飲み過ぎると疲労感が出やすくなってしまう可能性があります。普段の水分補給として取り入れるのではなく、汗をよくかくタイミングで摂取するのがおすすめです。
3.クエン酸を補給できる「レモン水」
ミネラルウォーターにレモン汁を加えて作るレモン水は、夏バテ対策におすすめの飲み物です。白湯にレモン汁を加えて、温かい飲み物として取り入れるのもよいでしょう。
レモン水にはクエン酸が豊富に含まれているため、夏場の疲労回復に効果的です。またレモンのさっぱりとした酸味が食欲を刺激してくれるので、暑さで食欲がないときに取り入れるのもよいでしょう。
自宅でも簡単に作れるので、手軽に夏バテ対策の飲み物を用意したい方はぜひレモン水を試してみてくださいね。
4.夏のドリンクにぴったり「麦茶」
水分補給としても取り入れられる麦茶は、夏バテ対策におすすめの飲み物です。麦茶はノンカフェインでリラックス効果もあるので、夜に飲む飲み物としても向いています。
また麦茶にはビタミンB群やナトリウム、カリウムなどのミネラルも含まれているため、汗をかく時期の栄養補給にもおすすめです。
水出しで簡単に作れるものも販売されているので、手軽に夏バテ対策の飲み物を用意したい方は麦茶を意識して飲むのもよいでしょう。
5.手作りもできる「炭酸水」
スッキリと飲める炭酸水も、夏バテ対策におすすめの飲み物です。炭酸の刺激が胃腸に加わることで、消化をサポートしてくれる働きが期待できます。また食欲がなくても飲みやすいので、夏バテ予防として取り入れるのもよいでしょう。
夏バテ対策に炭酸水を飲む場合は、フレーバー付きの甘い炭酸水の飲み過ぎに注意が必要です。糖分が多い炭酸水を多量に飲むと、血糖値が急上昇してしまい疲労感が出やすくなってしまう恐れがあります。
夏バテ対策のための炭酸水を選ぶ際は、糖分が含まれていないシンプルなものから選ぶのもポイントです。
6.リラックスしたいなら「紅茶」
紅茶は自律神経が乱れやすい夏におすすめの飲み物です。夏場の暑さによる脱水やエアコンによる気温差は、自律神経を乱して夏バテを引き起こしやすくしてしまいます。
紅茶の香りや紅茶に含まれているポリフェノールは、副交感神経の働きを優位にして体をリラックスさせてくれる働きがあります。
自律神経が安定すると質のいい睡眠がとれてしっかり体力を回復できるため、暑い夏はリラックス目的として紅茶を取り入れるのもよいでしょう。
7.カテキンで健康的に「緑茶」
抗酸化作用があるカテキンを豊富に含む緑茶は、夏バテ対策におすすめの飲み物です。
夏場は紫外線や暑さによるストレスを感じやすく、細胞を傷つける活性酸素を増やしやすい季節でもあります。カテキンには抗酸化作用があり、活性酸素を抑えてくれる働きが期待できるので、夏バテによる疲労の回復をサポートするのにおすすめです。
また後味がスッキリしやすい冷たい緑茶は、暑さを和らげたいときやリフレッシュしたい時にも向いています。暑い夏にスッキリしたい方は、緑茶を取り入れるのもよいでしょう。
ただし緑茶にはカフェインも含まれています。コーヒーやエナジードリンクに比べて少ない量ではありますが、飲み過ぎると利尿作用が働いて体内の水分を排出しやすくなるデメリットもあります。
夏場に緑茶を飲む際は飲み過ぎに注意しながら取り入れましょう。
8.栄養補給にもおすすめ「トマトジュース」
栄養豊富なトマトジュースは、夏バテ対策にもおすすめの飲み物です。
トマトジュースには抗酸化作用のあるリコピンやビタミンA、ビタミンEなどの栄養素が豊富に含まれています。紫外線などの酸化ストレスによる夏バテを予防したい方は、トマトジュースを取り入れてみるのもよいでしょう。
しかしトマトジュースは飲み過ぎると、塩分や糖分の過剰摂取になってしまう恐れがあります。トマトジュースを夏バテ対策に取り入れる際は、1日あたりコップ1杯(200ml)程度にして飲み過ぎないように気をつけましょう。
トマトジュースの効果について詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてくださいね。
9. 体を温めて消化促進「ジンジャーエール」
さっぱりとした後味のジンジャーエールは、夏バテ対策にもおすすめです。
ジンジャーエールには、生姜が含まれているので消化をサポートする働きが期待できます。また生姜には体を温める作用もあるので、疲れた体を助けるメリットもあります。
スーパーやコンビニなどの市販でも手に入りやすいので、手軽に夏バテ対策を取り入れたい方はジンジャーエールを飲むのもよいでしょう。
ただしジンジャーエールには糖分も多く含まれているので、飲み過ぎには注意が必要です。夏バテ対策として取り入れる場合は、1日あたりコップ1杯(200ml)程度にして飲み過ぎによる疲労感を増やさないように意識しておきましょう。
10.ポリフェノールが美容にもいい「ココア」
冬に飲むイメージが強いココアも、実は夏バテ対策におすすめの飲み物です。
ココアにはミネラルやポリフェノールなどの栄養成分が豊富に含まれています。ミネラルは汗を多量にかく夏に補給したい栄養素で、抗酸化作用のあるポリフェノールは夏の暑さによって与えられる酸化ストレスのダメージを抑えてくれる働きが期待できます。
汗を多くかいた日や疲れを感じたときは、夏バテ対策にココアを飲むのもよいでしょう。夏に飲むココアは飲みやすいアイスココアを選ぶのもおすすめです。
11.飲む点滴とも呼ばれる「甘酒」
健康や美容意識の高い方に人気の甘酒は、夏バテ対策の飲み物にもおすすめです。
発酵して作られている甘酒には、体や脳のエネルギー源になるブドウ糖やビタミンB群が含まれています。また腸内環境を整えるオリゴ糖や食物繊維などの栄養素も含まれているので、夏バテ時の消化をサポートしたい方にもおすすめです。
夏バテで疲労感があったり食欲不振で栄養不足になっていたりする方は、夏バテ対策に甘酒を取り入れるとよいでしょう。
12. 疲れたときのお助けドリンク剤「栄養ドリンク」
カフェインやタウリン、ビタミンなどが豊富に含まれている栄養ドリンクは、夏バテで疲労感が強いときにおすすめの飲み物です。
栄養ドリンクは比較的短時間で疲労感が和らぐこともあるので、外出先や仕事中に手軽に栄養を補いたい方にも向いています。
スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの市販で手軽に購入できるので、夏バテによる食欲不振や疲労感が強い方は栄養ドリンクなどのドリンク剤を取り入れてみるのもよいでしょう。
監修者
管理栄養士/ヘルスビューティーアドバイザー高杉 保美食欲が低下している時などは、特に飲み物での栄養補給が効率的です。固形物より液体の方が吸収も早いので、体調不良を感じた時の対処にも良いですね。
夏バテ対策におすすめの手作り飲み物レシピ5選

暑さによってさまざまな体調不良が現れる夏バテ。暑い季節にはこまめな水分補給を意識しながら、夏バテ対策におすすめの飲み物を取り入れてみるのもよいでしょう。
今回は、自宅で簡単に作れる夏バテ対策の飲み物レシピを5つ紹介します。ぜひ参考にしながら作ってみてくださいね。
①さっぱりとした後味がおいしい!レモンスポーツドリンク
「レモンスポーツドリンク」は、1リットルのペットボトルに材料を加えて混ぜ合わせるだけで簡単に作れるスポーツドリンクレシピです。レモンの風味が加わって、夏場でもさっぱりとした味わいを楽しめます。
- 水……1000cc
- 砂糖……大さじ3
- 塩……小さじ1/6(1g)
- レモン汁……大さじ1と1/2
- ペットボトルの水を用意する。
- じょうごを使用し、残りの材料を加えて混ぜる。冷蔵庫で冷やす。
②はちみつのほどよい甘さが飲みやすい!トマトレモネード
「トマトレモネード」は、はちみつの甘さが加わって飲みやすくなったトマトジュースレシピです。夏バテ対策にトマトジュースを取り入れてみたいけど、トマトの酸味が苦手という方にも向いています。
- はちみつ……大さじ2
- レモン汁……大さじ2
- 水……100cc
- 氷……適量
- トマトジュース[無塩]……300cc
- ミント……適量
- ボウルにはちみつ、レモン汁、水を入れて混ぜる(はちみつレモネード)。
- カップに氷を入れて、はちみつレモネードを等分に入れる。トマトジュースを等分に加えてよく混ぜる。ミントをのせる。
③ミントでリフレッシュ!ノンアルモヒート
「ノンアルモヒート」は、ライムとミントを炭酸水に加えるだけで簡単に作れるレシピです。夏バテで疲れているときにもおすすめのさっぱりと飲み干せる飲み物です。
- ライム……1/8個
- ミント……2株
- ソーダ……200ml
- ライムはスライスし、ミントとともにグラスに入れる。
- ソーダを静かに注ぐ。
引用:nadia
④濃厚な味わいが魅力♡アイスココア
「アイスココア」は、夏バテで食欲がないときにおすすめの飲み物です。市販のココアではできない甘さ調節も可能なので、自分の好みの甘さに仕上げるのもよいでしょう。
- 純ココア……大さじ2と1/2(15g)
- 砂糖……大さじ2と1/2
- お湯……大さじ3
- 牛乳……400cc
- 氷……適量
- ボウルに純ココア、砂糖を入れて混ぜる。湯を3回に分けて加えてその都度よく混ぜ、ペースト状にする。
- 牛乳を少しずつ加え、その都度混ぜる。
- カップに氷を入れ、2をこしながら等分に注ぐ。
⑤スパイスの刺激も夏バテにピッタリ!豆乳アイスチャイ
「豆乳アイスチャイ」は、手作りのアイスチャイレシピです。スパイスが効いているので、夏バテのときにスッキリ飲み物を飲みたい方にもおすすめです。
- 紅茶(パック)……2袋
- 熱湯……100ml
- 豆乳……300ml
- コンデンスミルク……大さじ4~5
- 氷……4~6片
- シナモンパウダー……小さじ1/4
- カルダモンパウダー……少々
- 黒コショウ……少々
- ショウガ汁……小さじ2
- 鍋に熱湯と紅茶を入れて火にかけ、1~2分煮る。
- 紅茶パックを取り出し、豆乳を加えて温め、<スパイス>の材料、コンデンスミルクを加えて混ぜ、粗熱を取る。
- 粗熱が取れたら、氷を入れたグラスに注ぐ。
引用:erecipe
夏バテ対策のために!飲み方のポイント3つ

夏バテ対策におすすめの飲み物はコンビニやスーパー、ドラッグストアなどの市販でも手軽に手に入るので、暑い季節こそ取り入れてみてください。
とはいえ、ただ飲むだけではなく飲み方にも工夫が必要です。夏バテ対策に飲み物を飲む際のポイントを3つ紹介します。
①適切な温度で飲む
冷たい飲み物を飲み過ぎると、胃腸が冷えて消化機能が低下してしまう恐れがあります。夏バテの症状を悪化させないためにも、飲み物は適切な温度で飲むことを心がけましょう。
また常温の水やお茶を組み合わせながら摂取するのもおすすめです。暑い日中に活動する際や外出時には冷たい飲み物を飲み、朝や夜には温かい飲み物を飲むのもよいでしょう。
②飲み過ぎに注意して1日2Lを目安に摂取する
夏バテ対策におすすめの飲み物は、一度に多量を摂取するのは避けましょう。特に糖分が多く含まれているスポーツドリンクやジュースなどの飲み物は、飲み過ぎると血糖値の急上昇によって疲労感をもたらす恐れもあります。
夏場の水分補給は水やお茶、白湯などの糖分や塩分を含まない飲み物で1日2L程度をこまめに摂取するとよいでしょう。ただし、1日2Lには味噌汁などの食事からの水分も含まれています。
また夏バテ予防のためには、喉の渇きを感じる前に飲み物を飲むのがポイントです。起床時や食事中、入浴前後や就寝前などのタイミングにコップ1杯の水分を摂取することを心がけましょう。
③水分補給と一緒に「塩分補給」も忘れずに
暑さが厳しい夏は、夏バテだけでなく熱中症に陥るリスクも高い季節です。夏バテや熱中症にならないためにも、水分補給だけでなく適度な塩分補給も意識しておきましょう。
汗を多量にかくと体内のナトリウムやカリウム、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが失われてしまいます。
水分とミネラルを同時に補うためにも、多量に汗をかく場合はスポーツドリンクや経口補水液を取り入れるとよいでしょう。また梅干しや塩飴、塩分入りタブレットなどを活用するのもおすすめです。
監修者
管理栄養士/ヘルスビューティーアドバイザー高杉 保美夏バテ対策で活用する飲み物は塩分や糖分が適度に含まれているものがほとんどですが、必要以上に飲みすぎてしまうとむくみや血糖値の上昇に繋がり、かえって疲労感が出やすくなることもあるので気を付けましょう。
夏バテのときは注意!避けるべき飲み物3つ

夏バテ対策におすすめの飲み物は、さまざまな種類が存在しています。しかし飲み物のなかには飲み過ぎによって、夏バテを悪化させてしまう恐れのあるものも存在しています。
夏バテを防ぐためにも、避けるべき飲み物についても知っておくとよいでしょう。
①カフェインを含む飲み物
カフェインを含む飲み物は、夏バテ対策には向いていない飲み物です。
カフェインには利尿作用があるため、体内の水分を排出しやすくしてしまいます。適量であれば問題ありませんが、コーヒーやエナジードリンクなどのカフェインが多い飲み物を多量に摂取するのは避けましょう。
- コーヒー
- エナジードリンク
- 玉露
- 抹茶 など
②アルコール飲料
アルコール飲料は、夏バテ対策をしたいときには避けておくとよいでしょう。
アルコールには利尿作用があるため、体内の水分を排出しやすい特徴があります。夏場に飲み過ぎると脱水症状をもたらす恐れもあるので、飲み過ぎには気をつけましょう。
またアルコールは飲み過ぎると睡眠の質を悪化させやすく、翌朝に疲労感やだるさを感じやすくさせてしまいます。夏バテの症状を悪化させてしまう可能性もあるので、夏場には特に飲酒量を控えるように心がけましょう。
③糖分が多い飲み物
糖分が多い飲み物を暑い夏場に飲み過ぎるのは避けましょう。
甘いジュースや炭酸飲料などの糖分が多い飲み物は、血糖値を急上昇させる働きがあります。一時的に元気になったと感じやすい飲み物ではありますが、血糖値が急降下するタイミングで疲れやだるさなどを感じやすくなるデメリットもあります。
また糖分が多い飲み物は飲み過ぎるとカロリー過多になってしまう恐れもあるので、水分補給として取り入れるのは避け、適量を守って楽しみましょう。
夏バテ対策には飲み物が有効!不足しがちな栄養をしっかり補給して

暑い季節は汗をかきやすく、疲労感や食欲不振などの夏バテの症状が現れやすい時期でもあります。失われる水分やミネラルを補給するためにも、こまめな水分補給を心がけましょう。
夏バテ対策のためには水分補給と合わせて、夏の疲れに効く飲み物を取り入れるのもおすすめです。
暑い夏には夏バテに効く食べ物や飲み物を取り入れて、汗を多量にかくことによって失われやすい水分やミネラルをしっかり補給しましょう。
監修者
管理栄養士/ヘルスビューティーアドバイザー高杉 保美夏は1日を通して汗をかきやすく、水分やミネラルの補給はいつも以上に気を付けていただくのが良いですね!冷たい飲み物は吸収が早いのがメリットではありますが、室内や電車などは冷房がきいていて女性は胃腸が冷えてしまうことも。温かい飲み物と冷たい飲み物を使い分けていただくのがおすすめです。
気温が高くなってくると夏バテのリスクが高くなってきます。人間の体の6割を占める水分が不足すると、同時にミネラルも不足しやすくなり体調不良を起こしやすくなります!そのほかの栄養不足でも夏バテは引き起こしやすくなるので、しっかり対策していきましょう!