選び方に迷ったら…? ポイント解説!

ファンデーションで毛穴をうまく隠せない原因は?
ファンデーションは、毛穴や色ムラなどの肌悩みをカバーする役割があるアイテムです。しかし、肌質や毛穴の状態に合っていないものを使うと毛穴落ちや毛穴浮きの原因になります。
「毛穴落ち」は、インナードライなどの乾燥により過剰に分泌された皮脂などによって開いた毛穴にファンデーションが入り込んでいる状態で、年齢を重ねた肌や乾燥肌に起こりやすいのが特徴。「毛穴浮き」は、ファンデーションが浮いて毛穴が目立ちやすくなっている状態で、脂性肌に起こりやすいとされています。
毛穴落ちや毛穴浮きを防いでキレイに毛穴をカバーしたいなら、自分の毛穴の状態に合ったファンデーションを選ぶことが大切です。
なめらか美肌を演出!自分に合った毛穴カバーファンデーションの選び方
ここからは、毛穴カバーファンデーションの選び方を紹介します。カバー力や成分など、自分に合った選び方を押さえましょう。
①求める仕上がり・カバー力に合わせてタイプを選ぼう

ファンデーションにはさまざまなタイプがあり、使用感や仕上がりの質感が異なります。それぞれの特徴を知って、理想の仕上がりやカバー力に合ったタイプを選びましょう。
「リキッドファンデーション」は、みずみずしい使用感で自然なツヤのある仕上がりが特徴です。肌なじみがよく肌の質感を整えて毛穴をカバーします。「パウダーファンデーション」は、サラリと軽いつけ心地のファンデーションで、パウダーが毛穴の凹凸をふんわりとぼかしますよ。「クリームファンデーション」は、こっくりとしたテクスチャーでカバー力が高く、毛穴と肌の境目をぼかして毛穴をカバーします。
「クッションファンデーション」は、リキッドタイプとパウダータイプのいいとこどりのファンデーション。タッピングしながら塗ると毛穴に密着しやすいので、初心者でも簡単に美肌を作れます。「スティックファンデーション」は、ピタッと密着して崩れにくいタイプです。カバー力が高いのでしっかり毛穴を隠せますよ。
カバー力を重視する場合は、コンシーラー機能を備えたファンデーションを選ぶのもおすすめです。以下の記事では、ファンデーションの選び方を解説しているので、参考にしてください。
②肌質・毛穴の状態に合ったタイプを選ぼう
長時間キレイなベースメイクをキープするためには、肌質や毛穴の状態に合ったタイプを選ぶことが大切です。自分に合うタイプをチェックしておきましょう。
脂性肌や皮脂による毛穴浮きには、皮脂吸着パウダー配合のもの

脂性肌の人は、皮脂によって毛穴浮きしたり、テカリや崩れが気になったりするのが特徴です。皮脂による毛穴浮きが気になるなら、皮脂吸着パウダー配合のものやパウダーファンデーションを選びましょう。
皮脂吸着成分が配合されたものは余分な皮脂を吸着してサラサラ感をキープし、パウダーファンデーションは粉状なのでサラッとした使用感でベタつきにくいですよ。反対にリキッド・クリーム・スティックタイプなど、油分が多いファンデーションは脂性肌に不向きです。
乾燥肌や毛穴落ち・たるみ毛穴には、保湿成分配合のもの

乾燥肌は、うるおいが不足してファンデーションがのりにくく、毛穴をカバーしにくいのが特徴です。毛穴落ちもしやすい肌質なので、保湿成分が配合されたファンデーションでのカバーがおすすめ。
また40代・50代に多いたるみ毛穴も、肌が乾燥してハリが不足している場合が多いため、保湿成分が配合されたファンデーションでカバーするのが適しています。以下のような保湿成分が配合されたファンデーションを選びましょう。
- セラミド
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
上記のような保湿成分を配合しやすいリキッド・クッション・クリームタイプのファンデーションがとくにおすすめです。反対に、皮脂・テカリを抑えるタイプやパウダータイプのファンデーションは乾燥肌には向きません。
おすすめのリキッドファンデーションやクッションファンデーションは、以下の記事をチェック!
混合肌の人は、乾燥と皮脂の両方に対応するもの

混合肌は、頬などは乾燥しTゾーンがベタつきやすい肌質なので、乾燥と皮脂どちらにも対応できるリキッドタイプやクッションタイプのファンデーションがおすすめです。
混合肌はテカリも気になるので、自然なツヤ感を演出できるセミマットな仕上がりのものがよいでしょう。皮脂崩れしやすい部分には、仕上げにフェイスパウダーを重ねると崩れにくくなりますよ。また、ベタつきよりも乾燥が気になる場合は、クリームファンデーションを選ぶのも◎。
敏感肌の人は、低刺激処方のもの

敏感肌は、肌のバリア機能が低下しているので、配合されている成分によっては刺激を感じてしまうこともあります。そのため「低刺激処方」「敏感肌向け」「石鹸で落としやすい」タイプのファンデーションがおすすめです。
界面活性剤やシリコーンも敏感肌にとっては刺激になってしまうことがあるので、成分表示を確認して気になる人は避けましょう。また、カバー力が高いファンデーションは洗浄力が高いクレンジングでオフする必要があるので、石鹸で落とせるタイプを選ぶほうが◎。
以下の記事では、敏感肌におすすめのファンデーションを紹介しているので、チェックしてください。
③毛穴を長時間カバーしたいなら、崩れにくさもチェック!
長時間毛穴をキレイにカバーしたいなら、崩れにくさもチェックしておきたいポイントです。
カバー力が長時間続く「ロングステイ処方」や汗・水に強い「ウォータープルーフタイプ」のファンデーションを選ぶと崩れにくいですよ。こまめにメイク直しする時間が取れない人や、レジャーに出かける日のベースメイクにもおすすめです。
④フェイスラインに合わせて色を選ぶとなじみやすい

イエローベース:@mizuki_vibs_2mgt / ブルーベース:@kila_lattemilk
ファンデーションの色を選ぶときには、手の甲などではなく、首に近いフェイスラインのトーンに合う色を選ぶと浮きにくいですよ。カバーしたい部分になじみやすい色味かどうかも、あわせてチェックしましょう。
また、パーソナルカラーを基準に選ぶと自然に仕上がります。イエローベースならオークル系・ベージュ系、ブルーベースならピンク系・ライトオークル系がおすすめです。自分のパーソナルカラーがわからない人は、LIPSで無料で手軽に診断できるので、ぜひ試してみてくださいね。
⑤毛穴隠しに◎市販で買えるプチプラアイテムに注目!

ここでは、毛穴カバーにおすすめのプチプラファンデーションを紹介します。人気のアイテムなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
毛穴カバーファンデーションの使い方

ここでは、毛穴をキレイにカバーするファンデーションの使い方を紹介します。塗り方や事前のスキンケアなどのポイントを押さえておきましょう。
- 毛穴の凹凸を隠してくれる下地を仕込む
- ブラシにファンデーションを適量つける
- 毛穴が気になる部分から先に伸ばしていく
- 毛穴を埋めるようにくるくるとなじませる
- 仕上げにフェイスパウダーをのせる
肌が乾燥すると毛穴落ちしやすくなるのでベースメイクをする前には、しっかりスキンケアをして保湿します。スキンケア後すぐにベースメイクをしはじめると、ベタついて毛穴浮きする場合があるので、少し待ってから塗りはじめましょう。
スキンケアをしたら、毛穴をカバーできる化粧下地を下から上へと毛穴を埋めるように塗ります。ファンデーションは、毛の密度が高くやわらかな質感のブラシを使うのがおすすめです。毛穴が気になる部分から先にファンデーションを伸ばし、毛穴を埋めるイメージでくるくるとなじませましょう。
仕上げにフェイスパウダーをのせると、日中のテカリやヨレを予防し、毛穴がぼやけてつるんとした肌に仕上がりますよ。
毛穴カバーファンデーションに関するよくある疑問
毛穴カバーファンデーションに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
毛穴落ちしたファンデの直し方は?
ファンデーションが毛穴落ちした場合は、すぐにファンデーションやパウダーを重ねず、コットンに含ませた乳液で崩れた部分をやさしく拭き取りましょう。
拭き取ったら、毛穴をカバーできる化粧下地を塗ってファンデーションを重ねます。仕上げにフィックスミストを吹きかけておくと持ちがよくなりますよ。
さらに毛穴のカバー力を高めたいときはどうすればいい?
ファンデーションとあわせて、毛穴をカバーできる化粧下地を使ってしっかり毛穴を埋めるのがおすすめです。以下の記事では、毛穴カバーにおすすめの化粧下地を紹介しているので、アイテム選びの参考にしてください。
毛穴カバーファンデーションの使用期限はいつ?
毛穴カバーファンデーションは、未開封で3年が使用期限の目安です。開封後のものはできるだけ早く使い切るようにしましょう。ただし、変色・分離・異臭などがある場合は、すぐに使用を中止して破棄してください。
隠す前に毛穴の汚れをすっきり洗浄!話題の洗顔料はこちら
気になる毛穴は日々の洗顔でこまめにケアするのが大切です。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめの洗顔料を紹介しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。